米AMDは米国時間2008年12月4日,同年第4四半期の業績予測を下方修正した。プロセス技術のライセンス収入を除いた場合,継続事業の売上高が同年第3四半期の15億8500万ドルから約25%減少する見通し。

 同社は同年10月に第3四半期決算を報告した際,当期予測を「前期からほぼ横ばい」としていた(関連資料)。下方修正の理由としては,すべての地域および事業において需要が予測を下回っていることを挙げ,特に消費者市場の不振が著しいと説明した。正式な第4四半期決算は,2009年1月22日に発表する予定。

 なお,米New York Timesによれば,AMDの修正後の売上高予測11億9000万ドルに対し,アナリスト予測は15億2000万ドルだという。