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豊田通商、レアアース事業へ進出

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2008/12/02 16:01
浜田 基彦=日経Automotive Technology

 豊田通商は、レアアース資源の安定確保を目指して、レアアースの専門商社である和光物産の全株式を取得し、社名を豊通レアアースに変更することを決定した。また、2005年12月1日付けで金属資源部を設置し、レアアースを含む希少金属の安定供給に本格的に取り組んでいく。
                 
 ハイブリッド車や携帯電話などの普及により、レアアースの需要が激増してきた。一方、現在世界で操業中のレアアース鉱山の90%を中国が占めており、供給先が限られているため、中国以外の供給ソースの確保が緊急の課題となっている。

 豊田通商は、レアアースの専門商社として50年以上の歴史と実績のある和光物産の全株式を取得することにより、和光物産が持っているインド産レアアースの商権及び販売チャンネルを譲り受け、非自動車分野への販売を含めた取引先への安定した供給体制を整えていく。インド産については、2010年後半より供給できる見通し。

 豊田通商は、産業技術総合研究所や石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と幅広く連携し、世界中のレアアース資源について調査し、中国以外の供給源の確保に取り組んできた。ベトナムでも、採掘権を持つ現地の国営鉱物公社とレアアース鉱山開発に関する覚書を締結し、2011年より供給可能となる見通し。各国での開発に際しては、日本から技術者を派遣することにより、日本が持つ選鉱・分離精製技術の継承と発展、人材育成にも努めていく。

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