ニコンの2008年度上期(2008年4月~9月)決算は増収減益となった。売上高は前年同期比9.3%増の4871億4100万円,営業利益は同14.5%減の540億6900万円,純利益は同2.4%減の336億2400万円である。発表した取締役 兼 副社長執行役員 兼 CFOの寺東一郎氏は,「為替の影響と,棚卸資産の評価に関する会計基準の変更の影響を除けば,実質的な増益」である点を強調した。為替の影響は,売上高で241億円,営業利益で88億円のマイナス,会計基準の変更による影響は営業利益で80億円のマイナスである。
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