今までSiCの学会で登壇していなかった本田技研がついに成果を発表する――。多くのSiC技術者が注目する中,本田技術研究所と新電元工業の研究グループが,SiC製の新型BJT(bipolar junction transistor)を「7th European Conference on Silicon Carbide and Related Materials(ECSCRM)」で発表した(講演番号:Th2-1)。独自の構造を持つとして,「Suppressed Surface Recombination structure(SSR)-BJT」と呼ぶ。BJTとして「最高水準の特性」(本田技術研究所の登壇者)だという。同研究グループは,ハイブリッド車や電気自動車などで使うDC-DCコンバータやインバータに向けた次世代パワー半導体素子の研究開発を進めている。
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