携帯電話の契約純増数の推移(2007年8月〜2008年8月)
携帯電話の契約純増数の推移(2007年8月〜2008年8月)
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 電気通信事業者協会(TCA)のまとめによれば,2008年8月の携帯電話の契約純増数は業界全体で前年同期比19%増の38万7000件だった。通信事業者別にみると,首位は変わらずソフトバンクモバイル。16万3300件の純増だった。2位はNTTドコモで8万4400件,3位はイー・モバイルで8万4300件。

 KDDIは5万4900件の純増で,2008年6月から3カ月連続で純増シェア最下位となっている。KDDIは「8月は季節傾向としては携帯電話の市場が盛り上がる時期ではない。その中で前月(1万7000件)より回復したことはよかった。他社に比べて少ないのは,auらしさを打ち出せていないから。サービスの充実などでユーザーの心をつかみたい」(広報)とした。