富士通研究所と富士通は,プリンタやスキャナ,コピー機,ATM(現金自動預け払い機)などに使われる用紙や紙幣の搬送機構について,その挙動を動的にシミュレーションする技術を開発した。ゴムの摩擦力を利用して紙の束から1枚ずつ取り出して搬送する機構は,多くの機器に含まれるが,開発時には基本的に試作と実験を繰り返す試行錯誤しか手がなかった。富士通は線形動的構造解析ツール「LS-DYNAを改良するなどして,摩擦と静電気による効果を実機同様に表現する手法を開発した。
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