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ハードウエアでスケッチする (第3回) スケッチが拓く新しいレベルのものづくり

ハードウエアでスケッチする (第3回) スケッチが拓く新しいレベルのものづくり
2008/08/29 09:00

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 「Sketching in Hardware 3」では私も発表を行いました。紹介したのは,2007年度第I期の未踏ソフトウェア創造事業に採択され,現在も新しいリリースを準備中のツール・キット「Funnel(ファンネル)」です。Funnelは,「Gainer,Arduino,新規に開発中のFio(Funnel I/O)といった複数のハードウエアをサポートするレイヤー」と「ActionScript 3(Flash/Flex),Processing(Javaベースのビジュアルな表現を得意とするプログラミング言語),Rubyといったプログラミング言語のためのライブラリ」からなるツール・キットです。

 今回のプレゼンでは,日本発の動的で柔軟な言語として注目を集めるRubyを用い,シンプルなコードでハードウエアを無線経由でコントロールする様子を紹介しました。参加者から積極的なフィードバックを得られたので,今後のリリースに反映させていく予定です。

実際にハードウエアでスケッチする


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 前回に引き続き,今回も最終日に「ハードウエアでスケッチ」を実践するセッションがありました。60分間という制限時間の中でいくつかの条件に沿った製品をスケッチしてみる,というお題でした。

 私が参加したチームでは,ディスカッションの末,テーマを「普段の作業場での作業を記録するためのカメラ」に決定。その場にある材料で実際に動作するスケッチを作りました。金属の廃材とスポンジを組み合わせてスイッチを作り,それをいすの上に置いて「作業が終わって立ち上がった」ことを検知できるようにしました。スイッチの状態をGainerで読み取り,状態が変化したらWebカメラで静止画を記録するようProcessingでプログラミング。これにより,いすから立ち上がる度に作業台の様子が静止画として次々と記録されるようにしました。制限時間ぎりぎりまでかかりましたが,なんとか最後まで作り上げることができました。

 初めて共同作業を行うチームで時間も材料も限られているため,かなりの集中力を要求されました。とはいえ,お互いのスキルを尊重しつつチームワークで乗り切るのは,かなり楽しい経験でした。

小林 茂=岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)准教授

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