FPGAベースの開発プラットフォームで実現した
FPGAベースの開発プラットフォームで実現した
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会場では,300Mバイト/秒以上の速度が出ていることをアピールしていた
会場では,300Mバイト/秒以上の速度が出ていることをアピールしていた
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 米Fresco Logic Inc.は,IDF会場において,USB 3.0(SuperSpeed USB)に準拠したデータ伝送を実演した(発表資料)。USB 3.0のデータ伝送の実演が公開されるのは,今回が初めて。同社のハードウエア開発プラットフォームを使い,350Mバイト/秒以上の転送速度を実現しているという。
 
 Fresco Logic社の開発プラットフォームを,パソコンとPCI Expressポートを使って接続して利用した。開発プラットフォームには,米Xilinx社のFPGAを使う。このFPGAで,Fresco Logic社が開発したUSB 3.0のホストおよびデバイス・コントローラのIPを実現した。USB 3.0の仕様策定を進めるThe USB 3.0 Promoter Groupの議長であるJeff Ravencraft氏は,Fresco Logic社の取り組みを歓迎するコメントを出している。

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