自動車認証システムを自社の芝浦ビジネスセンター内の駐車場に設置
自動車認証システムを自社の芝浦ビジネスセンター内の駐車場に設置
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 OKIは,自社駐車場に自動車認証システム「ETC車載器対応DSRCゲート管理システム」を設置した(発表資料)。この自動車認証システムは,社有車の入退場管理用に駐車場のチェーンゲートなどを手掛けるサンポール社と共同開発したもの。自動車の認証には,DSRC(狭域通信)を利用する。このほか,タクシー・プールにおける自動配車管理システムや洗車機における自動洗車システムなどへの応用を想定する。

 今回設置した自動車認証システムは次の通り。まず,車両がチェーンゲートの手前に設置されたループコイルなどのセンサに近づくと,DSRCアンテナからDSRC電波が発信される。このとき,チェーンゲート横に設置されたDSRC路側装置が,車内にあるETC車載器とDSRC無線通信を行い,ETC車載器のWCN(wireless call number)を取得する。もし,取得したWCNが事前に登録したものであればチェーンゲートに開ける指令を伝えるという。

 なお,本システムは,2008年7月22~24日に東京ビックサイトで開催される「ワイヤレスジャパン2008」において簡易デモを行う。