携帯電話の契約純増数の推移(2007年6月〜2008年6月)
携帯電話の契約純増数の推移(2007年6月〜2008年6月)
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 電気通信事業者協会(TCA)の統計によれば,2008年6月の携帯電話の契約純増数は業界全体で30万2800件となり,前年同期から4割近く落ち込んだ。事業者別にはソフトバンクモバイルが15万8900件の純増で,14カ月続けて首位に立った。

 前月は2位だったKDDIは前月比で約6万件少ない1万2000件の純増で4位。プリペイド契約の純減が約6万件に上った。同社は2008年の春商戦を前にプリペイドのau端末を無料配布しており,この契約期間が2008年6月に満了となるケースが多かったため,一時的に純増数が落ち込んだと説明する。2008年7月もこの影響を受ける見込み。

 2位はNTTドコモで契約純増数は8万4200件だった。3位はイー・モバイルで4万7700件である。なお,PHSのウィルコムは900件の純増にとどまっている。