米Virage Logic Corp.は,SoC(system on a chip)に混載するメモリとして,標準CMOSプロセスで製造できる不揮発性メモリを使った「emPROM メモリシステム」を発表した(プレス・リリース)。低コストのROMと,多数回の書き換えが可能な標準CMOSプロセスを使ったフラッシュ・メモリ「NOVeA」を組み合わせることで,最終段階でのコード変更にも対応でき,なおかつ大容量化も実現した。同社では従来SoC混載用フラッシュ・メモリとして,プログラム回数が10万回,125℃で10年間のデータ保持期間を保証するNOVeAを単体で用意していたが,セル面積が大きく,搭載できるメモリ容量が最大16kビットと小さいという課題があった。
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