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 日本でモバイルWiMAXの通信サービスを計画しているUQコミュニケーションズは,通信および放送技術の総合展示会である「IMC Tokyo 2008」(2008年6月11~13日,幕張メッセ)で講演し,モバイルWiMAXサービスの最新スケジュールとインフラ整備の進捗状況を明らかにした。

 UQコミュニケーションズ 代表取締役社長の田中孝司氏は,サービス開始時期について「2009年2月に東京23区をカバーする試験サービスを開始する。2009年夏には名古屋および京阪神でもサービスを始める」とした。

 対応する端末については「当初はデータ・カードの形になる。2009年夏ころには,モバイルWiMAXの通信機能を内蔵したノート・パソコンが登場する見通し。さらにそれ以後,MID(mobile internet device)と呼ばれる小型端末も利用可能になる」(田中氏)。

 同社はこうしたサービスに向けて,基地局を携帯電話用を大きく上回る勢いで設置していくとしたが,実際の進捗状況は「2008年6月末までに最初の1局目を設置する」(田中氏)と,着手はこれからであるとした。

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