NICT,手の上に載る小型の立体映像表示装置を開発,周囲から裸眼で立体視
情報通信研究機構(NICT)は,立体映像を手の上に載せるようにして見ることのできる,小さい箱型の立体映像表示装置「gCubik」を開発した(発表資料)。周囲のさまざまな方向から,複数の人が同時に,裸眼で立体映像を見ることができる。
多眼方式の一種である「インテグラル・フォトグラフィ(integral photography)方式」を拡張した技術を利用した。液晶パネル上にレンズをアレイ状に敷きつめた構造により,全方向の視差を実現する。今回の開発品では,1辺が10cm程度の箱型の,互いに接する3面に,この表示面を実装した。箱型の内部に立体があるように見えるという。
今後は表示面の6面への実装や無線化,画質の改善などを図り,3年以内の実用化を目指すという。教育や工業製品の設計,ゲームなどでの利用が期待できるとする。
NICTは今回の開発成果を,2008年7月10〜11日に東京大学で開催される「3次元画像コンファレンス2008」と,同年8月11〜15日に米国ロサンゼルスで開催される「SIGGRAPH2008」に,それぞれ出展する。


















