TSV(Si貫通配線)を使う3次元積層技術が,今後の半導体にとって欠かせないものとして注目を浴びている。TSVの加工は,MEMS製造装置や材料にとって,市場規模の莫大な分野でもある。その一方,現行のワイヤー・ボンディングによる3次元積層技術に対する利点が,すべての用途で見出せないために,採用がどの程度進むのか不透明な部分が多い。TSVによる3次元積層の動向について,調査会社の仏Yole Developpement社が分析した。まずはイメージ・センサーの製品化が相次いでいる。(三宅 常之=『NIKKEI MICRODEVICES』)
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