ロームと産業技術総合研究所(産総研) 太陽光発電研究センターは,CCDやCMOSといったSi系のイメージ・センサと比べて感度が約100倍のCIGS(Cu-In-Ga-Se)系イメージ・センサの試作に成功したと発表した。従来のSi系イメージ・センサでは撮影が難しかった,0.001lx相当の暗い場所でも,画像認識できることを確認したという。開発したイメージ・センサは近赤外線領域の光でも画像認識できるため,明るいところから暗いところまで写せる車載カメラや防犯カメラ,虹彩認証,静脈認証などに向ける。
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