Robbie Bach氏
[画像のクリックで拡大表示]
ホームスクリーン上に不在着信情報を表示
[画像のクリックで拡大表示]
Samsung Electronics社製の携帯電話機「BlackJack II」上で動作するWindows Mobile 6.1
[画像のクリックで拡大表示]
米ラスベガス市で開催中の「CTIA WIRELESS 2008（CTIA）」の初日の基調講演で，米Microsoft Corp.，Entertainment and Devices Division，PresidentのRobbie Bach氏は，Windows Mobileのアップグレード版「Windows Mobile 6.1」を発表した（発表資料）。Windows Mobile 6.1の最大の特徴は，ホームスクリーンを刷新して，「ユーザーの操作をもっと簡略化したこと」（Bach氏）である。
Windows Mobile 6.1のホームスクリーンでは，各種の重要な情報をすぐに入手できる。
例えば，不在着信やテキスト・メッセージ，再生中の楽曲などの情報を直接，ホームスクリーン上に表示する。携帯電話機の操作が従来よりも簡単になるという。
さらにホームスクリーンから直接携帯端末やサービスの設定を行う画面にアクセスできる。例えば，携帯電話機とBluetooth対応の周辺機器を連携させるために，Microsoft社は可能である全ての周辺機器のコードをOSに導入した。多数の電子メール・サービス・プロバイダーの設定情報も導入している。
Windows Mobile 6.1は携帯端末から直接アップグレードできる。欧米市場では，Windows Mobile 6.1のアップグレード及び搭載する新しい携帯端末は，2008年第2四半期に登場する予定である。
