光学ズーム/オートフォーカス用モータ

それぞれの写真をクリックすると,拡大版を表示します(カメラ・モジュール全体は除く)。

 SO905iCSのカメラ・モジュールは,レンズ開口部と直角に撮像素子を配置し,光路をプリズムで曲げる屈曲光学系を採用している。モジュールを分解した結果,少なくとも5枚の独立したレンズを確認した。通常のカメラ付き携帯電話機では3枚程度である。

 光路の中間に2枚の可動レンズを配置し個別にモータで駆動することで,光学ズームやオートフォーカスを実現しているもよう。モータの直径は約6mmと大きい。撮像素子の有効画素数は約510万で,対角寸法は約5.5mm。1/3.2型で,画素ピッチは1.7μmのCMOSセンサとみられる。