大日本印刷(DNP)と日本信号が開発した,非接触ICカードに,書き換え可能な表示部(リライト・カード)を一体化した新型カード
大日本印刷(DNP)と日本信号が開発した,非接触ICカードに,書き換え可能な表示部(リライト・カード)を一体化した新型カード
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 大日本印刷(DNP)と日本信号は,非接触ICカードに,書き換え可能な表示部(リライト・カード)を一体化した新型カードを発売する(発表資料)。リライト・カード部分のカラー・バリエーションを6種類用意した。企業の来客者カードやイベントの来場者カード,駐輪・駐車場の認証カードなどに向ける。

 リライト・カードは,ラベル形態に加工した表示部のことである。表示部の色は青/黒/赤/緑/シルバー/ピンクの6種。表示する文字の色は白または黄で,1000回の書き換え印字が可能。専用発券機を使うことにより,非接触ICへの書き込みと表示部分への印字を同時に行えるとする。

 2008年4月から販売を開始する。1万枚購入時の単価は300円から。印刷費と発行費は別途必要である。専用発券機と消去機はオープン価格。2008年度から3年間で3億円の売り上げを見込む。今回の製品を,2008年3月4~7日に東京ビックサイトで開催される「IC CARD WORLD 2008」のDNPブース,および「SECURITY SHOW 2008」の日本信号ブースで展示する。

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