デジタル・カメラの国内出荷台数の推移(2006年11月〜2007年11月)
デジタル・カメラの国内出荷台数の推移(2006年11月〜2007年11月)
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デジタル・カメラ国内出荷台数の画素数別シェア(左:2006年11月,右:2007年11月)
デジタル・カメラ国内出荷台数の画素数別シェア(左:2006年11月,右:2007年11月)
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 カメラ映像機器工業会(CIPA)は,2007年11月のデジタル・カメラの国内出荷台数が前年同期比10.1%増の98万8500台だったと発表した。このうち一眼レフ機は10万9400台で,国内出荷全体の11.1%を占めた。2007年7月以来,5カ月連続で国内出荷の1割を超えている。

 一眼レフ機の好調は,国内出荷金額の伸びをけん引している。一眼レフ機の11月の国内出荷金額は前年同期比57.8%増の87億6700万円,コンパクト機は同2.9%増の175億5400万円で,国内出荷全体では同16.4%増の263億2000万円となった。

 画素数別にみると,800万画素以上の機種が伸びている。800万画素以上の機種の国内出荷台数は前年同期の約4.4倍の62万1000台だ。600~800万画素の機種は前年同期の約1/2となる32万7000台,600万画素未満の機種は約4割減の4万1000台だった。