川崎重工は,車載用ニッケル水素電池を搭載した次世代型低床電池駆動LRV(Light Rail Vehicle )「SWIMO」を完成させた。車載用に密閉・小型化した自社開発の電池「ギガセル」を座席下に搭載し,バリアフリーの広い低床スペースを確保するとともに,ブレーキをかける際に発生する電力(回生電力)を蓄えて大幅な省エネルギを実現した。電池駆動により架線インフラが不要となるため都市景観を損なわないことから,路線の新設や延伸が容易になるなど,鉄道事業者のニーズに配慮した車両システムの構築に貢献する。
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