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【ET2007】厚さ3mm,重さ57gのB6判大電子ペーパー端末,セイコーエプソンが参考出展

2007/11/14 14:32
小谷 卓也=日経エレクトロニクス
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薄くて軽いのが印象的
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端末の下部にUSBコネクタとボタン電池を配置した
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下側の筐体を外して,駆動回路を見た様子
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 セイコーエプソンは,パシフィコ横浜で開催中の展示会「Embedded Technology 2007(組込み総合技術展)」において,電子ペーパーを利用したビューワ端末の試作品を参考出展した。端末の大きさは,手帳サイズ(B6判大)に近い180×120mm。厚さは3mmと薄く,重さは57gと軽い。携帯性を意識した仕様に仕上げた。USBコネクタを備えており,USBでデータをやり取りする。実用化は未定という。

 表示部の画面寸法は6.7型で,画素数は1200×1600。精細度は約300ppiと高い。コントラスト比は8対1で,反射率は43%である。各画素は白黒の2値表示だが,面積階調によって階調を表現する。米E Ink Corp.が開発する電気泳動型の電子インクに,セイコーエプソンの低温多結晶Si TFTを組み合わせた。TFTはガラス基板上に形成した。

 薄型・軽量を実現するため,ガラス基板を薄くした。TFTを形成したガラス基板の厚さは0.5mmだが,TFT形成後にエッチングによって厚さ0.2mmまで削った。薄くしたことによる強度の低下を補うため,ガラス基板の背面(TFT形成面の反対側)に,日立化成工業が開発する低熱膨張支持基盤「Cute」を張り付けた。この厚みは50μmという。

 電源には,ボタン電池(CR1220)を1個用いる。電子ペーパーは書き換え時にのみ電力を消費するため,このボタン電池1個で1420回の表示書き換えが可能である。表示の書き換え時間は0.7秒。セイコーエプソンが以前に開発した電子ペーパーでは5秒だったが,駆動回路の工夫などによって高速化したという。

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