サンケン電気は,大型液晶テレビの電源に向けた電源IC「STR-Z2500」を開発し,2007年10月1日からサンプル出荷を始める。液晶テレビのバックライト光源に使う,冷陰極蛍光管(CCFL)を駆動するインバータの電源などへの搭載を想定する。電流共振方式を採用しており,疑似共振方式を用いる従来品に比べて電力変換効率を5~10%程度改善できるとする。同効率を約95%に高めることが可能とし,消費電力抑制に効くとする。中でも,消費電力が大きくなる32型前後~47型以上の大型液晶テレビに最適という。
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