フィンランドNokia社と米Microsoft Corp.は2007年8月23日,Nokia社の携帯電話機からMicrosoft社のオンライン・サービス「Windows Live」を利用するアプリケーション・ソフトウエアを開発し,ユーザー向けに提供すると発表した。

 Nokia社のS60プラットフォーム向けに,電子メール・サービスの「Windows Live Hotmail」,チャット・サービスの「Windows Live Messenger」,連絡先管理の「Windows Live Contacs」,ブログ・サービスの「Windows Live Spaces」を利用するアプリケーション・ソフトウエアを8月23日からダウンロードできるようにする。このアプリケーション・ソフトウエアを利用できるのは11カ国で,日本は含まれていない。2008年発売予定の「Nokia Series 40」携帯電話機には標準でこのアプリケーション・ソフトウエアを搭載する計画である。

 アプリケーション・ソフトウエアは当面無償で試用できるが,将来的には月額利用料を徴収するという。