スイス・ベルンのサッカー・スタジアム「STADE DE SUISSE WANKDORF BERN」
スイス・ベルンのサッカー・スタジアム「STADE DE SUISSE WANKDORF BERN」
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 京セラは,スイスのベルンにあるサッカー・スタジアムが同社の太陽光発電システムを設置したと発表した。発電規模は1.347MWで「競技場では世界最大級」(京セラ)という。

 同スタジアムは2005年のリニューアル時から太陽光発電システムを設置している。当初は太陽電池モジュールを5122枚,850kWのシステムだった。2007年4月から始まった工事で2808枚のモジュールを追加設置した。合計で1.347MWとなったという。

 最近は世界各国で競技場などへの太陽電池モジュール設置が相次いでいる。2008年北京オリンピックのメイン会場となる「鳥の巣」スタジアムは,現時点で中国最大の太陽電池メーカーであるSunTech Power Holding Co.,Ltd.製の太陽電池モジュールを約100kW分設置した。2007年6月には,大リーグのサンフランシスコ・ジャイアンツが,同チームの本拠地である米サンフランシスコ市の野球場「AT&Tパーク」に,シャープ製太陽電池モジュールを590枚,発電規模にして122kW分を設置した。

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