昭和シェルソーラーは,生産能力が60MW/年のCIGS型太陽電池の新工場を建設する。同社は昭和シェル石油の100%子会社であり,2006年10月に竣工した宮崎プラントで試験生産を実施していた。今回,本格的な商業生産の開始にともない,第2工場の建設を決めた。同社の生産能力は,既存工場と合わせて80MW/年になる。

 第2工場は,CIGS型太陽電池の工場としては,世界最大規模という。約150億円を投資して,2007年度中に着工する。2009年上半期にも操業を開始する予定である。敷地面積は5万m2で,従業員数は約150人を予定する。場所は宮崎県内とするものの,詳細は未定とした。既存の宮崎プラントは宮崎県宮崎市にある。従業員数は約70人で,生産規模は20MW/年である。


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