今回不具合が発生した外装部品
今回不具合が発生した外装部品
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 ソニーは,同社製のデジタル・カメラ「DSC-T5」の製品の一部で,外装部品のめっきがはがれる不具合が見つかったと発表した(発表資料)。底面の外装部品のめっきがはがれてめくれ,その部分に直接触れると,手や指を傷つける可能性があるという。同社は,該当部品を無償交換するとしている。

 ソニーは,不具合が発生した原因を,「DSC-T5の製造初期において部品製造工程に不備があり,底面の外装部品のめっきの密着強度が低下していた」ためとする。このため,底面の外装部品に傷が付いた際,めっきがはがれてめくれやすくなっていた。

 無償交換の対象となるのは,製造番号が「3010001」~「3081200」の製品。なお,この他の製造番号の製品は,落としたりぶつけたりしてめっきがはがれることはあっても,めくれたり,指を傷つけたりすることはないという。

 DSC-T5は,「サイバーショット」シリーズの機種で,2005年9月に発売された。

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