デジタル音楽プレーヤー利用者別のiPhone購入意向。楽天リサーチと三菱総合研究所の調査より
デジタル音楽プレーヤー利用者別のiPhone購入意向。楽天リサーチと三菱総合研究所の調査より
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 楽天リサーチと三菱総合研究所は2007年7月26日,「第28回携帯電話コンテンツ/サービス利用者調査」の結果を発表した。調査期間は2007年6月27日~7月2日。WWWサイトで実施し,回答者は2400人。今回の調査では携帯電話機における音楽機能の利用や,iPhoneの利用意向について調査した。

 音楽再生機能付きの携帯電話機で音楽を利用した回答者は15.8%で,1年前の調査の9.2%から6.6ポイント増えている。またiPodなどのデジタル音楽プレーヤーを利用した回答者は30.8%で,前回調査比6.9ポイント増加している。逆に未保有者で購入意欲があるという回答者は,音楽再生機能付き携帯電話が18.1%で前回の31.4%から大きく低下。デジタル音楽プレーヤーは前回の42.5%から35.5%に低下したが,こちらの方はまだ普及の余地がある数値となった。

 iPhoneについては,調査対象者の11.3%が内容・特徴まで理解していると回答。名前を聞いた程度と回答した35.6%と合わせて約半数がその存在を知っていた。2007年1月に発表されたことを勘案すると,認知度は比較的高いという。また利用意向について,買い換える際にiPhoneにしたいというユーザーは,「かなりそうしたいと思う」が5.2%,「ややそうしたいと思う」が22.4%。なかでも男性20代でその比率が高かった。またiPodユーザーの利用意向が高く,iPodユーザーの13.3%が「かなり」,31.4%が「やや」買い換えたいという結果となった。

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