米Avago Technology Ltd.は,光学式マウス用センサを応用したポインティング・デバイスの開発を進めていることを明らかにした。ポインティング・デバイス上に置いた指を滑らせることで,画面上のカーソルを移動させるといった使い方を想定する。スマートフォンなどの多機能な携帯電話機や,携帯用小型パソコン「Ultra-Mobile PC(UMPC)」,ゲーム機のほか,多機能リモコンを必要とする機器などに向ける。日本市場向けでは「2008年早々に量産を始めたい」(アバゴ・テクノロジー ナビゲーション・プロダクツ事業部 ジャパン・マーケティング・マネージャの山井正敏氏)考えである。日本市場だけでも,年間500万個の需要を想定する。
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