ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下,SCEI)は2007年7月17日,TOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催した「PLAYSTATION PREMIERE 2007」にて携帯型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル」(以下,PSP)の新型「PSP-2000」を日本で初公開した(図1,ニュース・リリース)。従来のPSPと比べて軽量化と薄型化を実現したことに加え,日本版では外付けのワンセグ・チューナによってワンセグが視聴できる。SCEIは新型PSPを「E3 Media & Business Summit」(2007年7月11~13日,米国カリフォルニア州サンタモニカ)ですでに発表している(Tech On!関連記事)。
日本で発売する新型PSPは多くのユーザからの要望に答え,ワンセグが視聴できるようになった(図2)。外付けチューナの外形寸法は約55.0mm×31.8mm×14.2mmである。フル充電時の視聴時間は約3時間半という。
重さは約189gとなり,従来品の約280gと比べて約33%軽くなった。実際に電子天秤を用いて軽さを実感できる展示も見られた(図3)。厚さは約18.6mmとなり,従来品の約23.0mmと比較して約19%薄くなった(図4)。
新型PSP,外付けのワンセグ・チューナ共に2007年9月20日に販売を開始する。価格は新型PSPが1万9800円,ワンセグ・チューナが6980円とする。また,スクエア・エニックスが新型PSPとゲーム・ソフト「CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII-」,携帯電話機用ストラップの3点による限定版を2007年9月13日に先行販売すると発表した。限定7万7777セットで価格は2万5890円とする。