図1 新しいコントローラ「バランスボード」を見せる任天堂の宮本茂氏
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図2 ストレッチ運動
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図3 音楽に合わせて足踏みをする有酸素運動
図3 音楽に合わせて足踏みをする有酸素運動
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図4 飛んでくるサッカー・ボールをヘディングで返すゲーム
図4 飛んでくるサッカー・ボールをヘディングで返すゲーム
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 任天堂は「E3 Media & Business Summit」(2007年7月11~13日,米国カリフォルニア州サンタモニカ)で,健康をテーマにしたゲーム・タイトル「Wii Fit」を発表した。身体を上に載せて利用する専用のコントローラ「バランスボード」を同梱する(図1)。

 記者発表会でWii Fitについて発表した任天堂 代表取締役専務の宮本茂氏は,「Wiiは家庭のリビング・ルームの中心に置いてある。そのWiiを家族のコミュニケーションのキッカケにしたいと考えたときに『健康』というキーワードは欠かせなかった」と説明した。バランスボードは,ボードに載せられた重さや,その重心位置を検出できるコントローラで,Wiiと無線インタフェースで通信する。「Wii Fitのコントローラとして利用できるだけでなく,全身を使った運動をWiiに伝える新しいユーザー・インタフェースになる」(宮本氏)。

 Wii Fitは,ストレッチ運動,エクササイズ,ゲームなどのメニューを提供する(図2図3図4)。任天堂は今回のE3で,Wii本体に付属する2種類のコントローラを固定して,シューティング・ゲームなどに利用できる「Zapper(仮称)」なども新たに発表した。同社の記者発表会の詳細はTech-On!で追って報告する。

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