日立製作所のオートモティブシステムグループと新神戸電機は2007年4月16日,日立ビークルエナジー(本社茨城県ひたちなか市)への増資を2006年度末に実施したと発表した。日立ビークルエナジーは,ハイブリッド自動車などに搭載するリチウムイオン2次電池を開発/製造する会社。2004年に,日立と新神戸電機,日立マクセルが合弁で設立した(Tech-On!関連記事)。

今回の増資額は50億円。その半分を資本金に,残り半分を資本準備金に繰り入れることで,日立ビークルエナジーの資本金は40億円となった。増資後の出資比率は,日立が63.8%,新神戸電機が28.9%。そのほか,日立マクセルが7.3%となっている。