半導体の開発や生産を手掛けるオムロンの子会社オムロン セミコンダクターズは,2007年4月2日より操業を開始した(発表資料)。同社は,オムロンがセイコーエプソンおよびセイコーエプソンの子会社の野洲セミコンダクターから譲り受けた,滋賀県野洲市にある半導体製造工場を使って操業する。生産設備は,200mmウエハーのCMOS生産ラインである。

 当初は不揮発性メモリや論理ICなどの受託生産を行い,順次独自の半導体素子などへ生産品目を拡大していく予定。2007年度は30億円,2010年度には50億円以上の売上高を目指す。