ロームは,省エネルギー設計が求められるノート・パソコン,デジタル・カメラ,ゲーム機器に向け,CMOSオペアンプ/コンパレータの製品群を拡充した。オペアンプ,コンパレータとも1チャネル品と2チャネル品をそろえ,それぞれに高速タイプと低消費電流タイプの全24機種を新開発した。これら新シリーズでは1.8Vからの低電圧動作を可能にしている。また,電源電圧が低くても,接地電圧から電源電圧までフルスイングで信号を入出力できる。同社は,これをもってCMOSオペアンプ/コンパレータ市場に本格参入すると表明しており,まずは1チャネル品から投入を始める。
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