電子情報技術産業協会(JEITA)は,2006年11月における携帯電話機の国内出荷台数が,前年同期比14.4%増の452万2000台だったと発表した。

 第3世代サービス(3G)対応端末の出荷は前年同期の約1.5倍の444万9000台となり,携帯電話機全体に占める出荷比率は98.4%と過去最高を更新した。一方,第2世代サービス(2G)対応端末の出荷は前年同期の1割にも満たない7万3000台まで落ち込んだ。PHSは前年同期比54.6%減の8万9000台。2006年9月に前年比で減少に転じ,3カ月続けて大幅な前年割れとなっている。


図●移動電話の出荷台数の推移(2005年11月~2006年11月)