10年ぶりにInternational CESに出展した米IBM Corp.のブースで,マイクロプロセサ「Cell」をAV機器などに組み込むことを想定したアプリケーションの実演を見ることができる。今回見せている実演は2つ。H.264のHD画質での復号化を4個の信号処理プロセサ・コア(SPE:synergistic processor element)で実行するデモンストレーションと,Cellが備えるセキュリティ機能を応用して耐タンパ性(攻撃やソフトウエアの改ざんといったクラッキングに対する耐性)を高めた,映像データ復号化のデモンストレーションである。このうち,耐タンパ性の高い映像データ復号化のシステムは,東京基礎研究所と,米国カリフォルニア州のAlmaden研究所,そしてテキサス州オースチンのチームが共同で開発しているものだ。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
-
会員の方はこちら
ログイン -
登録するとマイページが使えます
今すぐ会員登録(無料)
日経クロステックからのお薦め
日経BP 総合研究所がお話を承ります。ESG/SDGs対応から調査、情報開示まで、お気軽にお問い合わせください。
ブランド強化、認知度向上、エンゲージメント強化、社内啓蒙、新規事業創出…。各種の戦略・施策立案をご支援します。詳細は下のリンクから。
「デジタル&ソリューション」をキーワードに、多様な事業を展開しています。
日経BPは、デジタル部門や編集職、営業職・販売職でキャリア採用を実施しています。デジタル部門では、データ活用、Webシステムの開発・運用、決済システムのエンジニアを募集中。詳細は下のリンクからご覧下さい。