10年ぶりにInternational CESに出展した米IBM Corp.のブースで,マイクロプロセサ「Cell」をAV機器などに組み込むことを想定したアプリケーションの実演を見ることができる。今回見せている実演は2つ。H.264のHD画質での復号化を4個の信号処理プロセサ・コア(SPE:synergistic processor element)で実行するデモンストレーションと,Cellが備えるセキュリティ機能を応用して耐タンパ性(攻撃やソフトウエアの改ざんといったクラッキングに対する耐性)を高めた,映像データ復号化のデモンストレーションである。このうち,耐タンパ性の高い映像データ復号化のシステムは,東京基礎研究所と,米国カリフォルニア州のAlmaden研究所,そしてテキサス州オースチンのチームが共同で開発しているものだ。

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