液晶テレビの出荷台数は2006年に前年比2.6倍,プラズマテレビは同1.58倍---。
米国の家電業界団体CEA(Consumer Electronics Association)は,1月6日に報道関係向けに開催した「State of the CE Industry Address」で,米国市場で2006年に急速に出荷台数を伸ばした家電製品や,単価下落が大きかった家電製品などのデータを公開した。
出荷台数の伸びは,液晶テレビが2005年比で160%増,携帯型のGPS装置が同154%増,DVDレコーダーが同132%増,そしてプラズマテレビは58%増だった。
一方で製品単価の下落が大きかったのは,車載用のビデオカセット装置や30型以上のデジタルCRTテレビ,画素数が400万以下のデジタル・カメラ,50型以上のプラズマテレビなど。画素数400万以下のデジタル・カメラは2005年比で40%,50型以上のプラズマテレビは同32%も製品単価が下落したという。