日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は,36V動作に対応する高耐圧のアナログ・プロセス技術「BiCom3HV」を開発,量産品への適用を始めたと発表した。同等の耐圧を備えた既存のアナログ・プロセスに比べて,動作速度は高速になり,消費電力は低減できるという。チップ寸法の小型化にもつながる。最初の適用品は2品種あり,汎用のオペアンプ「OPA211」と「OPA827」。今後は計測機器や試験装置,医療機器,画像処理装置,高性能オーディオなど用途に向けて製品の拡充を図る。
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