任天堂は据置型ゲーム機「Wii」を2006年12月2日,希望小売価格2万5000円で発売することを明らかにした。同社が幕張メッセで主催したイベント「Wii Preview」で代表取締役社長の岩田聡氏(右写真)が発表したもの。

 本体には専用のWiiリモコン1本とヌンチャク型のリモコン1本が同梱されるが,別売品を買い足した場合はWiiリモコンが1本3800円,ヌンチャク型リモコンが1800円となる。また,ネットワーク経由でダウンロードした旧ハードウエア対応ソフトウエアを楽しむ際に使う「クラシック・コントローラ」も1800円で用意した。

 本体と同時に発売される対応ソフトウエアは,これまで展示会やイベントでのデモで話題を呼んできた「Wii Sports」,岩田氏が「究極のゼルダ」と呼ぶ「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」,Wiiコントローラ独特の操作感覚をミニゲームで楽しむ「おどる メイド イン ワリオ」など10社から16本が用意された。対応ソフトウエアは,さらに2006年内に11本が追加発売されて14社27本となる見込みだ。

 追加発売組のタイトルには,全世界で累計1億1000万本を売り上げた人気シリーズの最新作「ポケモンバトルレボリューション」が含まれる。同作はWii用ソフトウエアで初めてのWi-Fi対応品で,離れた場所にいる友人同士で対戦を楽しむことができる。「ポケットモンスター ダイヤモンド/パール」を装着したニンテンドーDSとの連動も可能だ。

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