電子情報技術産業協会(JEITA)の報告によれば,2006年6月の移動電話(携帯電話機,自動車電話機,PHS端末)の出荷台数は対前年同期比7.5%増の461万台だった。

 このうち,第3世代サービス(3G)対応端末の出荷台数は対前年同期比38.0%増の414万4000台で,携帯電話機全体に対する出荷比率が初めて9割を超えた。音楽機能やワンセグ受信機能を備えた夏モデル新製品が好調に推移しているという。一方,第2世代サービス(2G)対応端末は同71.6%減の33万3000台となった。PHSは同16.9%増の13万3000台と好調が続いている。


図●移動電話の出荷台数の推移(2005年6月~2006年6月)