4096色表示の電子ペーパー・ディスプレイ,日立が開発
日立製作所は,4096色表示の電子ペーパー・ディスプレイを開発した。RGBの3色にW(白色)を加えた「RGBW型」のカラー・フィルタを用いてカラー化した。画面寸法は13.1型で,画素数は512×384である。2006年7月26日〜27日に東京国際フォーラムで開催される「HITACHI uVALUE コンベンション 2006」で展示する。
日立製作所は2006年5月,電子ペーパーを用いた汎用ディスプレイ「Albirey」を発売した(Tech−On!関連記事)。この電子ペーパー・ディスプレイは,13.1型のモノクロ表示,画素数は1024×768だった。今回は,同じ画面寸法のまま表示をカラー化した格好である。カラー・フィルタを用いたため,画素数は縦横それぞれ1/2になった。
電子ペーパーは,従来と同じくブリヂストン製である。ブリヂストンは,2006年6月に開催された「SID 2006」で,カラー・フィルタを用いて4096色表示を実現した電子ペーパーを展示していた(Tech−On!関連記事)。ただし,画面寸法は8.1型で画素数は480×384だった。今回日立製作所が開発したディスプレイに採用した電子ペーパーは,より大型で多画素化したことに加え「SIDでの展示品よりもコントラスト比や反射率がさらに向上した」(日立製作所)という。コントラスト比や反射率の具体的な値は非公開とする。
日立製作所は,既に発売しているモノクロ品に加え,今回のカラー表示品を2007年度中に発売したい考えである。「もう少し反射率が向上して明るくなれば,商用ベースに見合う表示性能になる」(日立製作所)。
HITACHI uVALUE コンベンション 2006では,4096色表示品に加え,8色表示の開発品も初めて披露する。
















