フィンランドNokia社とドイツSiemens社は両社の通信インフラ部門を統合することで合意した。新会社の社名はNokia Siemens Networksとし,携帯電話や固定電話向け基地局など通信インフラの整備やサービスを手掛けることになる。出資比率は50%ずつ。本社はフィンランドのヘルシンキ市に置くという。統合によるコスト削減効果は2010年までに年間15億ユーロになるとする。2005年の両社の電話機部門の売上高の合計は158億ユーロである。両社の統合によって,携帯電話機向け基地局の開発やインフラ整備を手掛ける企業としては,業界第2位となる。