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【SID】レーザ・リアプロ実現の鍵を握るNovalux社が試作品を披露,エプソンや三菱と共同開発を進める

2006/06/10 15:07
小谷 卓也=日経エレクトロニクス
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左がレーザ光源搭載品,右が従来品
左がレーザ光源搭載品,右が従来品
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試作品とJean-Michel pelaprat氏
試作品とJean-Michel pelaprat氏
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Novalux社が開発するレーザ光源
Novalux社が開発するレーザ光源
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 米Novalux,Inc.は「SID 2006」の会場近くのホテルで,R(赤色),G(緑色),B(青色)のレーザ光源を利用するリアプロを披露した。光源に高圧水銀(UHP)ランプを用いる52型でDLP方式の現行品(三菱電機製)と,光源のみをレーザに変えた試作品を並べ,色再現力の違いをアピールした。

 Novalux社は,「NECSEL」と呼ぶ面発光型のレーザ技術を保有する光源開発のメーカー。「一般的な面発光型半導体レーザ(VCSEL)に比べて,高出力という特徴を備える」(同社 Chairmam and CEOのJean−Michel Pelaprat氏)ことをウリに,リアプロへの応用に力を入れている。2006年3月には,セイコーエプソンとプロジェクター向けレーザ光源の共同開発契約を締結した(Tech−On!関連記事1)

 NECSELを搭載した今回のリアプロの明るさは,光源を変える前のUHPランプを使っていた時と同等の400cd/m2。消費電力は「UHPランプの場合に比べて約30%低い」(Jean−Michel Pelaprat氏)。色再現範囲は「NTSC規格比で200%に迫る実力があるが,今回の試作品では映像コンテンツの制限により,そこまでの色再現はできていない」(同氏)という。

 Novalux社は,2007年〜2008年にリアプロ向けのレーザ光源を実用化する考え。このレーザ光源を採用することで「色再現範囲が広く長寿命といったレーザ光源の特徴を備えながら,UHPランプを用いる現行製品に対して30%のコスト優位性を実現したリアプロが実現する」(Jean−Michel Pelaprat氏)と主張する。同社は今回,セイコーエプソンのほか,三菱電機と共同開発を進めていることを明らかにした。三菱電機は,レーザ光源を用いたリアプロを開発しており(Tech-On!関連記事2),この試作品にはNovalux社のレーザ光源が搭載されているという。

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