ソフトウエア・エンジニアリング・センター(SEC)と経済産業省は,「2006年版 組込みソフトウェア産業実態調査報告書」をまとめた。同調査報告書は,SECの前進となる経済産業省の「組込みソフトウェア開発力強化推進委員会」が監修した2004年版から数えて,今回で3回目となる。2006年6月12~13日に東京・大手町で開催する「SEC Forum 2006」の終了後,2006年6月14日からSECのWWWサイトでダウンロード公開する。 調査対象は,経営者向けが324社,プロジェクト責任者向けが548プロジェクト,技術者個人向けが1496名である。同報告書では,これまで主に企業に調査票を送付しデータを集計していたが,今回から新たに大学や高等専門学校などの教育機関,および地方自治体にもにも調査対象を広げた。教育機関向け調査では,大学が165校,高等専門学校が57校,専門学校が10校,地方自治体向けでは78機関,である。このほか海外企業のインタビューを18カ国,合計154社に対して行った。報告書をまとめたSEC 組込み系プロジェクト・サブ・リーダーの田丸喜一郎氏は,「組み込みソフトウエア産業の定点観測として,今後もこうした調査を続けていきたい」とする。
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