南ホールの中央付近
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松下電器産業のブース
松下電器産業のブース
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ソニーのブース
ソニーのブース
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Apple社のブース
Apple社のブース
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 NABの展示会場が,米国時間の4月24日にいよいよオープンした。日米欧の放送関連機器メーカーが,27日まで最新機種やサービスに関する展示を行う。

 中でもひときわ目立つのが松下電器産業とソニーの巨大ブース。松下電器産業はLas Vegas Convention Centerの中央ホールに,横長のブースを構えた。同社は2006年1月の2006 International CESでもこの位置にブースを設置していた。中央ホールを通過する参加者のほとんどが,松下電器産業のブースを通過するような位置取りである。今回の展示のキーワードは「HD」「IT」「Affordability」「DVCPRO migration」という。ブースではHDTV対応の業務用ビデオ・カメラのほか,同社の推進する半導体メモリ使う記録媒体「P2カード」を使った映像制作システムなどを出展した。

 一方のソニーは南ホールにブースを構えた。南ホールの2階の入り口に近く,非常に目立つ位置である。ブース周辺は大変な混雑ぶりで,人を掻き分けながら前に進むといった状況だ。同社のブースでは光ディスクを使う業務用ビデオ・カメラ「XDCAM」に関する展示に力が入っている。XDCAM HDのカメラを実際に試そうと,カメラの周囲には人だかりが絶えない。

 このほか大型ブースが目を引くのは,映像編集ソフトをアピールする米Apple Computer 社や,ノンリニア編集システムの大手であるAvid Technology社,米放送システム大手のHarris社など。国内メーカーでは池上通信機やキヤノン,日本ビクターなどのブースが多数の参加者で溢れている。