Network Aquosとして紹介
Network Aquosとして紹介
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 シャープは,電力線通信のインタフェースを備える薄型テレビ受像機「AQUOS」を開発,2006年末~2007年初頭に米国で発売する方針を明らかにした。2006 International CESに先立って開催された同社の記者発表会において明らかにしたもの。

 米業界団体「HomePlug Powerline Alliance」が策定した規格に準拠したインタフェースを搭載する。発売時の価格帯や画面サイズなどは検討中という。米国市場のみならず「日本での発売も視野に入れている」(シャープ)とする。対応する最大データ伝送速度などは明らかにしていない。なお同社は2006 International CESの会場で試作機を公開する予定。

 さらに同社は高速無線インタフェースを搭載したAQUOSの開発も進めていることも明らかにした。「電力線通信対応品よりも,無線対応品の方を先に発売する。こちらは日本市場が中心になる」(シャープ)と語った。