JATE(電気通信端末機器審査協会)は,2005年12月1日~12月15日における認定機器一覧を発表した(一覧表)。今回の認定で携帯電話機とみられる機種は,NTTドコモ向けが3機種,ボーダフォン向けが1機種である。

 NTTドコモの3機種はいずれも「FOMA」対応で,パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P2403」,ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「SO902i」,NEC製の「N600i」。NTTドコモはこれまでCompactFlash(CF)カード型の「P2402」を販売しており,今回JATEを通過したP2403はその後継と見られる。SO902iはNTTドコモが2005年10月に発表していた最新シリーズの1つで,ソニー・エリクソンとしては初めてのFOMA対応機となる。これまでのFOMA対応機の番号は,高性能機の「900iシリーズ」と,機能を絞った「700iシリーズ」があった。600番台の機種が国内市場に登場するのは今回が初めてだが,同名の機種はNECがW-CDMA/GSMのデュアル・モード機として海外の事業者向けに発売している。

 ボーダフォンの新機種はNEC製の「804N」。現行の「703N」の後継機とみられる。