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【下半期トップ10】BMWの蒸気機関エンジンがもっとも「参考になった」

2006/01/02 17:21
日経Automotive Technology
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下半期をあらためて見つめ直す意味で、Tech-On!では15のテーマサイトごとに「下半期トップ10」をお送りしています。この記事では、Automotive Technologyのテーマサイト・マスターに下半期を振り返ってもらいます。(Tech-On!編集部)

 自動車技術に関する最新情報をお届けしているAutomotive Technologyでは、海外の展示会や新型車の解説記事にアクセスが集中する。特に2005年下半期は東京モーターショー、フランクフルトモーターショーと大規模な展示会が続いたほか、ホンダ「シビック」のような注目の新車も続いた。そのため、下半期のアクセス数はこれまでの記録を更新する高さであった。アクセス数ではモーターショー関連の記事がランキング上位に挙げられるのだが、今回は趣向を変えて「記事評価」の「とても参考になった」の投票数でランク付けしてみた。

第1位(54票)BMW社,蒸気機関を内蔵したガソリンエンジンを開発12月7日

 最も「参考になった」との評価をいただいたのは、ドイツBMW社が開発中の蒸気機関に関する記事。ガソリンエンジンの排気熱を回収して車両の補助駆動力とするもの。一応「ハイブリッド」とも言える。トヨタ自動車が東京モーターショーで公開した「エスティマハイブリッド」も、排気熱を暖気に利用する仕組みを取り入れているように(関連記事)、各社が排気熱の利用法を考えているはずだが、蒸気で駆動するというアイデアは学会などでも見かけたことがない。
 ちなみにこの記事、Automotive Technology編集部がドイツのサイトから資料を取り寄せてドイツ語文書を解読していたところ、そこに添付されていた解説図を日経ものづくりの浜田記者が見て書き上げてくれたもの。両編集部のコラボレーションの成果である。

第2位(53票)日産,車体表面の擦り傷が復元する塗料を開発12月2日

 続く第2位も,1位と同じく日経ものづくりの浜田記者による記事。蒸気機関ほどではないが、記事のインパクトが強く高評価につながったと思われる。ちなみにこの塗装は現在、日産自動車の「エクストレイル」に「Scratch Guard Coat」としてオプション設定されている。

第3位(46票)【東京モーターショー】マツダ、モータを使わない「スマート アイドリング ストップ システム」を展示10月7日

 東京モーターショーでは日産自動車の「GT-R PROTO」、そして次期レクサスLSを予告するモデルと言われる「LF-Sh」の2車種が当然ながらアクセス数の稼ぎ頭なのだが、意外なことに記事評価という点ではマツダのアイドリングストップがトップだった。通常のアイドリングストップ機構はモータを使ってエンジンを始動させるが、この機構ではモータを使わない。筒内に直接ガソリンを噴射する直噴エンジンの特長を生かしてエンジンを再始動する(詳細については記事をご覧ください)。

 どの記事にも当てはまることだが、これまで知られていなかった新味にあふれた技術を取り上げた記事は評価が高くなるようだ。8位の「人面を取り入れて視認性を向上させたバイク」(本田技研工業)などもその一例。

 さて2006年、年初のデトロイトモーターショー(関連記事)に「レクサスLS」の量産車が登場するなど、2005年に引き続き大ニュースが続く予定だ。世界中の自動車関連メディアが一斉に報道するが、Automotive Technologyでは他メディアよりも早く、より詳しく報道していきたい。

第4位(43票)【御堀直嗣のテクニカル・インプレッション】ホンダ・ステップワゴン、日産・セレナ:安定した走りのステップワゴンと、やや不安定なセレナ6月30日
第5位(36票)ホンダ、モータ走行できる新ハイブリッドシステムを新型シビックに搭載7月5日
第6位(36票)富士重工業,開発中のハイブリッド車向け蓄電技術を明らかに7月20日
第7位(36票)ホントにお世話になりました12月27日
第8位(34票)【ASV-3】ホンダ,2輪車の前面を人の顔に似せて被視認性を向上9月2日
第9位(32票)日産自動車の次期CADは米UGSのNXに決定12月16日
第10位(31票)Lotus社が新型「ヨーロッパ」を発表、2006年6月から量産開始12月7日

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