無線LANの業界団体であるWi-Fi Allianceは,2005年12月6日,低消費電力型の無線LAN製品の認証プログラム「WMM (Wireless Multimedia)Power Save」を開始することを発表した(ニュースリリース)。

 無線LAN機能を搭載した携帯機器の電池駆動時間増大に向け,機器の低消費電力化に向く無線LAN用チップセットや参照デザインなどを認証するというもの。機器メーカーの間で開発が進む,無線LAN機能を搭載した携帯電話機などに向ける。

 既に米Atheros Communications,Inc.や米Broadcom Corp.などのチップセットがWMM Power Saveとして認証されているという。