パイオニアは2005年11月21日,経営不振を受けた社長の交代人事の発表に併せて,社員の賃金カットを実施する計画を明らかにした。同年11月から管理職の賃金を4%削減する。

 管理職以外の一般社員については「現在答えられる段階ではない」と同社現社長の伊藤周男氏は語った。一般社員の賃金カットについては,実施する方向にあることを一部新聞が報じている。

 常勤役員に対しても賃金カットを行う。常勤役員の場合,既に2005年1月から9月まで月収の5~10%を削減してきた。これを同年11月からは20~25%に拡大する。