写真:再生ソフトのBlu-ray版「WinDVD for BD」。HD DVD対応版もある。
写真:再生ソフトのBlu-ray版「WinDVD for BD」。HD DVD対応版もある。
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 インタービデオジャパンとユーリードシステムズは,パソコン上で動作するBlu-ray Disc用およびHD DVD用の再生ソフトウエアの動作を,2005年10月4日から開催中の「CEATEC JAPAN 2005」でそれぞれ実演した。

 会場では,MPEG-2の15ビット/秒の映像コンテンツなどを再生するデモを見せた(写真は再生ソフトのBlu-ray版「WinDVD for BD」)。

 同時に,オーサリング・ソフト「MediaOne」のBlu-ray対応版の開発も進めている。「BD-J(Blu-ray DiscのJavaアプリケーション環境)など新機能にも対応していく予定だ。再生ソフト,オーサリング・ソフトともリリース時期は具体的には決まっていないが,早ければ2005年末にはリリースできるのではないか」(ユーリードシステムズの説明員)としている。

 なお,台湾Ulead Systems Inc.(ユーリードシステムズは同社の日本法人)は,2005年10月3日にHD DVD向けオーサリング・ソフトの開発意向表明を行っている(日本語の発表資料)。ユーリード社がHD DVD向けオーサリング・ソフトを,インタービデオ社がBlu-rayオーサリング・ソフトとHD DVDとBlu-rayそれぞれの再生ソフトを提供する形となる。